5日、盛岡競馬場でダイヤモンドカップ(M1、ダート1800メートル)が行われた。圧倒的な強さでデビューから無敗街道を歩み、単勝1・0倍の断然人気に推されたフジユージーン(牡、瀬戸幸)が無傷の7連勝を決めた。好スタートからすんなりハナを奪うと、向正面では2番手を4、5馬身引き離してマイペースで運んだ。4角手前で息を入れ、直線では再び後続を突き放す。初の1800メートルだったが、終わってみれば2着オオイチョウに4馬身差をつけ、今回も大楽勝だった。
村上忍騎手は「今回も強かったと思います。初めて戦う相手がいましたが、フジユージーンの力を発揮することだけを心がけました。前半は力んでしまって、なだめるのに手間取りましたからね。今後、試行錯誤するところだと思いました。折り合いがついたのは1000メートル過ぎたあたり。あとは後ろから来てもいいように最後の脚は残しました。次走にどのレースを選択しても2000メートルが舞台。あと1ハロン延びても対応できるように騎乗しました。ファンの期待も高い馬ですし、自分もどこまで成長するか楽しみです」と話した。
次は6月5日大井の東京ダービー(Jpn1、2000メートル)に向かうのか、それとも岩手3冠路線(東北優駿、不来方賞)を進むのか。次走について瀬戸幸一師は「今回、初めての距離でしたが、まったく問題なかったので今後1ハロン、2ハロン延びてもやれる手ごたえをつかみました。次走については1週間ほど時間をください。馬の状態とも相談しながら、じっくり決めたいと思っています」と保留。岩手最強馬の動向が注目される。

