3番人気のデュードヴァン(牡7)が差し切り勝ちを収め、1月の川崎マイラーズ以来となる重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは1分40秒7。御神本訓史騎手(42)はサンタアニタT初制覇。坂井英光師(49)は昨年のシュアゲイトに続く連覇となった。
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ただ1頭、58キロを背負った中で末脚がさく裂した。中団でじっくり構え、勝負どころは外めを反応よく進出。残り100メートルで先頭に躍り出ると、ゴールを待たずに鞍上の左手が挙がった。「千六の重賞らしくよどみない流れでしたが、中団にしては我慢して走ってくれた。いい流れで4角まで来られて、多分はじけてくれるなと」と御神本騎手。素直にパートナーの末脚をたたえた。坂井師は「スタッフがよく面倒を見てくれて、ここ2、3日でぐっと良くなっていました」と笑顔を見せた。この日は息子の瑠星騎手がトークステージで来場。「早々に帰ってました。新幹線で動画見てると思います」と競馬場を笑いで包んでいた。【渡辺嘉朗】
◆デュードヴァン ▽父 デクラレーションオブウォー▽母 ジェラスキャット(タピット)▽牡7▽馬主 橋本征道▽調教師 坂井英光(小林)▽生産者 下河辺牧場(北海道日高町)▽戦績 31戦7勝(うち中央18戦4勝、海外1戦0勝)▽総獲得賞金 1億6101万8000円(うち中央1億386万8000円、海外0円)▽主な勝ち鞍 24年川崎マイラーズ(S3)▽馬名の由来 酒の神(仏)

