■朝日杯FSの見どころ
15日の京都競馬場では2歳マイル王を決める朝日杯FS(G1、芝1600メートル)が行われる。
注目は新馬戦、サウジアラビアRCを連勝中のアルテヴェローチェ(牡、須貝)だ。前走はやや重馬場をものともせず、芝マイル1分33秒0の好時計で重賞制覇とポテンシャルの高さを見せた。コース替わりにも不安はなく、デビュー3連勝で戴冠を果たすか。
ライバルはトータルクラリティ(牡、池添)。こちらは新馬戦、新潟2歳Sと連勝してここに挑む。レースセンスが良く、2戦とも好位からしぶとく脚を伸ばして快勝。休み明けでも好走間違いなしだ。
パンジャタワー(牡、橋口)もデビュー3連勝を目指す。芝1200メートルの新馬戦を勝ち、芝1400メートルの京王杯2歳Sではやや重馬場で中団から差し切った。前走のレースぶりなら、初のマイルもこなせていい。
タイセイカレント(牡、矢作)も一発は十分だ。新馬戦は逃げ切ったが、2戦目のサウジアラビアRCはスタートで出遅れて、直線に入るまで最後方。それでもメンバー最速の上がりで2着まで押し上げた。発馬が五分なら差はない。
黄菊賞を制したミュージアムマイル(牡、高柳大)もチャンスはある。デビュー3戦ともメンバー最速の上がりを発揮しており、末脚は確実。前走は後続を3馬身突き放して快勝しており、G1でも素質は引けを取らない。
ムーア騎手と初コンビを組むニタモノドウシ(牡、高木)も素質を秘める。芝1200メートルで新馬戦を快勝し、クローバー賞は2馬身差でレコードV。4カ月ぶりの実戦でも面白い。
他にも、デイリー杯2歳S2着のドラゴンブースト(牡、藤野)や、未勝利戦の勝ちっぷりが良かったアドマイヤズーム(牡、友道)、小倉2歳Sの覇者エイシンワンド(牡、大久保)など、今回だけでなく、来春も楽しみな素質馬がそろう。



