1番人気スレイマンが南関東への転入戦を制し、重賞初制覇を飾った。時計は2分6秒5(やや重)。このレースは藤田輝信師(49)が初制覇、御神本訓史騎手(44)は14年マイネエレーナ以来の制覇となった。

2周目の3コーナー付近を迎え、好位から鋭い反応で進出。逃げ粘るツーシャドーに並び、直線入り口でかわすと、最後は4馬身差の完勝だった。「出していった分、1周目はかんでいたけど、向正面に入ってからリズムよく行けました」と御神本騎手。JRA時代、あと1歩届かなかった重賞Vに導き、「ポテンシャルの高さを見せられてホッとしました。すごい重厚感のある、素晴らしい背中」とパートナーをたたえた。藤田師は「コーナーの手応えが抜群で、後ろを突き放す強い勝ち方でしたね」と振り返り、次走については「何ともなければ行きたい」と、権利を取った11月26日の浦和記念(Jpn2、2000メートル)も視野に入れた。【渡辺嘉朗】

 

■スレイマン ▽父 キングカメハメハ▽母 ドナブリーニ(バートリーニ)▽牡7▽馬主 (有)サンデーレーシング▽調教師 藤田輝信(大井)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 25戦6勝(うち中央23戦5勝)▽総獲得賞金 1億5161万8000円(うち中央1億2811万8000円)▽馬名の由来 オスマン帝国の皇帝の名。

 

<ツーシャドー=2着>山中騎手 スピード馬なのかと思ったら、意外とおっとりしていて、ポジションさえ取れれば逆に2000メートルは良さそう。脚は使うけど切れないと聞いていたので、自分から動いたらいい結果になった。

<ツウカイノキズナ=3着>本田正騎手 思いのほかペースが落ち着いてしまった。もう少し流れてくれた方が良かった。それでもこの結果。今後が楽しみ。

<アルラ=4着>藤田騎手 感じは良かったけど、勝負どころで前が壁になってしまった。

<セイカメテオポリス=5着>福原騎手 ずっと前が壁になって、きつい競馬になってしまった。もう少し流れてくれていれば。手応えはずっとあった。