英国のサンダウン競馬場で23日、ロッサ・ライアン騎手(26)が油断騎乗で鼻差2着に敗れ、28日間の騎乗停止処分を受けた。

騎乗停止処分を受けたのはサンダウン競馬場の2R(2歳未勝利、芝1400メートル、9頭立て)。ライアン騎手の騎乗したサンダーホーム(単勝15倍、7番人気)は後続を引き離したが、最後方から追い込んできたジェイミー・スペンサー騎手騎乗のゼロエラー(単勝7倍、5番人気)にゴール寸前で差し切られた。

BHA(英国競馬統括機構)の裁決レポートには「サンダーホームに騎乗したロッサ・ライアン騎手は、ゴールに向かう途中で一度追うのをやめたように見えましたが、最後の数完歩で再び追い始め、鼻差2着に入りました。事情聴取と当該場面の映像確認を行い、ライアン騎手は、本来であれば1着になれたはずの馬で最善の着順を得るために合理的かつ許容されるあらゆる手段を講じなかったとして、28日間の騎乗停止処分を科されました」と書かれている。騎乗停止期間は8月6日から9月2日。

レーシングポスト電子版は同騎手が11日のヨーク競馬場でムチの使用回数超過のため、6日間の騎乗停止処分を受けていること(騎乗停止期間は7月28日から8月2日)、現在、英国リーディング3位につけているものの、夏の主要開催を欠場するため、ビリー・ロックネイン騎手、オイシン・マーフィー騎手を追い上げることは不可能になったことを伝えている。

ロッサ・ライアン騎手はアイルランド生まれで現在は英国を拠点に活躍しているトップジョッキー。24年にはブルーストッキングとのコンビでフランスの凱旋門賞を制している。