展開の鍵を握る先行馬、ホウオウビスケッツ(牡5、奥村武)はレース前日の土曜朝、美浦坂路を4ハロン65秒9-15秒4でのびのびと駆け上がった。
前に馬を置く形でも終始冷静さを保ち、リラックスできている。またがった中尾助手は「前回は目いっぱいの仕上げでしたが、そのいい頃の状態に近づいていると思います。動きはいつも通り良かったですし、馬もしっかり耐えてくれています」と好感触だ。前走の天皇賞・秋はスローペースで終始頭を上げるような形になった上、苦手な瞬発力勝負となり、不完全燃焼の13着。「G1でも戦える力を付けていると思うし、あれでも0秒6差。今回はあまりマークもされないだろうし、とにかくスムーズな競馬で力を出し切って欲しい」と願う。再び出来は最高潮。持ち味の先行力としぶとさを生かし、今度こそ完全燃焼で粘り抜く。

