サウジアラビアRC優勝馬エコロアルバ(牡、田村)は順調そのものだ。追い切り前日の16日は美浦の坂路2本を元気に駆け上がり、寺河助手は「いつも通り変わりない」とうなずいた。前走でも見せた強烈な末脚が武器。瞬発力の源となっているのはフィジカルレベルの高さで、「体幹が強いし、体は柔らかい」。走り自体には幼さも残り、これまでは走行中に何度も手前を替えていた。それでも10日の1週前追い切りで進境がみられた。
「直線が終わるまで、初めて左手前のままでまっすぐ走れた。頑張って我慢してくれました」。2歳王者決定戦を前に、着々と成長を遂げている。普段は従順で温厚な性格で、同助手は「手綱を持っていなくても、放馬しないんじゃないかな」と笑う。すでに先週の時点で「ほぼ仕上がっている状態。今週は整えていく感じかな」。好気配を維持してG1奪取を狙う。【奥岡幹浩】

