1番人気アランバローズ(牡8)が逃げ切り、東京ダービー以来、4年半ぶり5度目の重賞勝利を挙げた。勝ちタイムは1分40秒6。本田正重騎手(37)は22年ファルコンビーク以来、林正人調教師(64)は09年ノースダンデー以来、ともにこのレース2勝目となった。
デビューから13戦目までの手綱を取り、重賞4勝を挙げた亡き左海誠二元騎手の力も借りた勝利だ。師は全日本2歳優駿の口取り写真を、荒美厩務員は左海騎手の人形をポケットにしのばせて臨んだ。師は「今日は誠二にすがるしかないという思いで…。良かった。ダービーを勝った時よりもうれしい」と涙を流した。代打騎乗の鞍上も「誠二さんと翼(笹川騎手)が大事に乗ってきてくれた馬。誠二さんも喜んでくれているのかなと思います」。3角で後続を引き離す勝ちパターンで後続を完封した。
スピード健在を誇示した明け8歳。次走は未定ながら「まだまだ元気ですので今年1年、頑張ります」と師。再び大きな舞台も視野に入りそうだ。【牛山基康】
◆アランバローズ ▽父 ヘニーヒューズ▽母 カサロサーダ(ステイゴールド)▽牡8▽馬主 猪熊広次▽調教師 林正人(船橋)▽生産者 大狩部牧場(北海道新冠町)▽戦績 32戦12勝▽総獲得賞金 2億2775万円▽主な勝ち鞍 20年ゴールドジュニア(S3)、ハイセイコー記念(S1)、全日本2歳優駿(Jpn1)、21年東京ダービー(S1)▽馬名の由来 人名より+冠名
【勝負服】
<ハイエストエンド=2着>本橋騎手 ベストポジションでしたね。状態もよさそうで、気持ちよさそうに走っていました。
<ゴールドレガシー=3着>矢野騎手 この馬なりに走っています。(勝ち馬に)絡む馬もいなくて、逃げ切ってくださいという流れになってしまった。
<ヴィクトゥーラ=4着>町田騎手 重賞のメンバーなので、この馬のペースでゆっくり運んで、最後脚を使ってくれました。
<アームズレイン=5着>桑村騎手 3、4角を回る時に2着はあるかなと思ったけど、しまいの伸びがひと息でした。千六の分もあったのかな。

