英国王室主催のロイヤルアスコット開催2日目のメイン競走、プリンスオブウェールズSはゴドルフィンのオンブズマン(牡5、J&T・ゴスデン)が昨年に続く連覇を果たした。ウィリアム・ビュイック騎手騎乗で勝ちタイムは2分3秒24。4馬身差2着がミニーホーク(牝4、A・オブライエン)、3着がG1・3連勝中だった凱旋門賞馬ダリズ(牡4、F・グラファール)という結果になった。
ゴドルフィン(ゴスデン厩舎)、クールモア(オブライエン厩舎)の用意したペースメーカー2頭が飛ばす展開。最後の直線を向き、ミニーホーク、ダリズ、オンブズマンの3頭が馬体を併せる白熱の場面となったが、最後は外のオンブズマンが豪快に突き抜け、2着のミニーホークに4馬身差をつける圧勝だった。
オンブズマンは昨年のプリンスオブウェールズS、英インターナショナルS、今年3月のドバイターフに続くG1・4勝目。管理するジョン・ゴスデン調教師は「まさに一流の馬です。今後の様子を見てからですが、もちろん、ヨーク競馬場は得意なので、(連覇がかかる)英インターナショナルSは大きな目標になります。素晴らしい馬主が素晴らしい馬を預けてくれるからです。馬房に馬がいなければ、調教はできませんからね。(凱旋門賞連覇などG1を勝ちまくった)エネイブルのような馬もいますが、もちろん、オンブズマンはトップクラスの馬です。種牡馬としても優秀だと思います」とコメントした。ビュイック騎手は「ダリズ(凱旋門賞馬)には敬意を払っていましたし、ミニーホーク(昨年の英愛オークス馬、凱旋門賞2着)も素晴らしい走りをしました。(4着の)アルマカムも(前走の)タタソールズゴールドC(1着)で強かったので強敵だと思っていました。ただ、私はオンブズマンを信じていました。少し驚かされました。驚きの走りでした。昨年から今年にかけて、彼は大きく成長しました」と喜びを語っている。

