16年の日本ダービー馬マカヒキの初年度産駒で重賞初制覇を果たしたセイカールトン(牡、佐々木由)を関係者が絶賛した。

デビュー2戦目のダート1400メートルで勝ち上がり、初めて芝を走った若鮎賞は直線で楽々抜け出し、4馬身差の圧勝。山本聡哉騎手(38)は「前回の1400メートル戦で力んでいましたから、位置取りはゲート次第。出たなりでレースを見ながら決めました。前の5頭が流れていたので、タイミングを考えて仕掛けましたが、センスが素晴らしい。大人のレースをしてくれたので安心して乗れました。返し馬で芝の感じがすごく良かったので『勝ち負けできるだろうな』と思っていましたが、これなら2歳世代の芝を引っ張っていけそうですね」と能力を高く評価。

管理する佐々木由則調教師(70)も「厩舎に来たときは細身でしたが、使うたびにどんどん体が良くなっています。性格が素直で、折り合いもつきますから距離が延びても問題ないと思います。マカヒキ産駒で芝が合うんだろうな、と馬主さんも言っていたとおりの結果を出してくれました」と手応えをつかんでいる。

次走は8月23日のジュニアグランプリ(M1、芝1600メートル、盛岡)へ向かう予定。岩手競馬の最高レベルであるM1競走で、他地区からやってくる強豪を迎え撃つことになる。