兵庫から参戦した6番人気ミルトイブニングが早め先頭から押し切り、園田の西日本クラシック以来となる重賞2勝目を飾った。時計は1分54秒0(不良)。11年オオエライジン以来となる、兵庫勢の黒潮盃制覇となった。

待機策から徐々にポジションを上げ、勝負どころは外々から前をのみ込む勢い。直線入り口で堂々先頭に立つと、最後まで後続の追い上げを許さなかった。これが2度目のコンビだった吉原寛人騎手(42)は「しびれる手応えで、馬なりで上がっていけました。(直線は)脚が上がって最後は祈る感じだったけど、勝ち切ってくれてうれしいです」とパートナーの快走に笑顔。保利良平調教師(48)は「大井ナイター2回目の今日はリラックスして走っていたので、これなら、ひょっとしたらと…」とレースを振り返り、最高の結果をかみしめた。次走未定も、さらなる飛躍を期す兵庫の3歳から目が離せない。【渡辺嘉朗】

■ミルトイブニング▽父 タイセイレジェンド▽母 ウィンガーランド(ステイゴールド)▽牡3▽馬主 永山勝敏▽調教師 保利良平(園田)▽生産者 オーシャンズランチ(北海道浦河町)▽戦績 12戦5勝▽総獲得賞金 4685万円▽主な勝ち鞍 26年西日本クラシック▽馬名の由来 冠名+夜

●勝負服

<サンラザール=2着>矢野騎手 1コーナーで外々を回されていたので、一か八か向正面で動いたけど、ちょっと息が入ったところでまくられた。ただ操縦性とか精神的にはものすごく成長を感じた。これならどこからでも競馬できそう。距離や折り合いに不安がなくなった。

<ストラディウス=3着>御神本騎手 後ろからになってしまったけど、うまく競馬をしてくれた。素質は高いと思う。パンとしてくればいいところまで行くんじゃないかな。

<モエレサワンミヤギ=4着>本橋騎手 前半はいいリズムで運べて、自分の競馬はできたかなと思います。こういう悪い馬場も意外と大丈夫でした。

<ララメテオ=5着>池谷騎手 もう少し前で競馬したかったけど、スタートを決められなかったので、しまい重視で運んだ。結果的に斤量もあったと思う。

<クレームドール=7着>町田騎手 馬場もこんなに悪くなってしまったし、ペースも意外と速くならなくて。この馬なりにしまいの脚は使ってくれたけど、展開が向かなかったかな。