北京五輪のカーリングで、日本勢初の銀メダルを獲得した日本代表ロコ・ソラーレのメンバーが23日、オンラインでインタビューに応じた。サードの吉田知那美(30)は「不思議な17日間」と大会全体を振り返った。今後は、チームの本拠地である北海道北見市常呂町で開催される日本選手権(5月21日開幕)の出場を予定している。

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帰国後の隔離期間中とはいえ、久しぶりに過ごす国内からのオンライン会見。銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの5人は安堵(あんど)の表情を浮かべた。スキップの藤沢は、「9月末からの長期海外遠征を終えて、5カ月ぶりに日本に帰って来られた。ほっとしています」と話した。

チームメートやスタッフと支え合い、チームワークで手にした銀メダル。サード吉田知は「こんなに人に甘え、励まされ、頼った五輪は初めて」と表現。国際オリンピック委員会(IOC)が設立時から掲げてきた「より高く、速く、より強く」というモットーを引き合いに、「より弱く、より格好悪く、よりダサくても、チームとしてやりたいカーリングやプレーを突き詰めればメダルを取れた。うれしい気持ちと、不思議な17日間だったという気持ち」と振り返った。

まずはしっかり休んで激闘の疲れを取り除く。今後のチームの活動状況について藤沢は、「現時点で決まっているのは、5月の日本選手権」と説明。その日本一決定戦は、チームの本拠地である北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われる。新型コロナウイルスの感染拡大状況によって左右されるが、大勢の地元ファンにプレーを見てもらえる可能性がある。

その日本選手権に優勝すれば、アジアと北米地区のチームによる新設大会のパンコンチネンタル選手権(今年11月)への出場権を獲得する。同大会は、23年世界選手権の予選も兼ねて行われる。北京ではわずかに届かなかった頂点へ、ロコ・ソラーレの挑戦はさらに続いていく。【奥岡幹浩】

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◆ロコ・ソラーレの長期遠征 昨年9月29日に日本を出発。10、11月にカルガリーなどカナダで4つの大会に参戦。スイスでの合宿を経て12月の世界最終予選(オランダ)に出場。9チーム中、予選リーグ3位でプレーオフに進出し、韓国を下し出場権を獲得した。新型コロナウイルスの影響で帰国せず、事前合宿をカルガリーで行い、日本を経由して今年2月5日に北京入り。銀メダルを獲得し、今月21日に帰国した。