06年トリノ五輪スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢さん(40)が24日、X(旧ツイッター)を更新。五輪メダリストの“待遇”に関して問題提起した投稿をめぐり、あらためて真意を説明した。

成田さんは22日、Xで一部報道を引用し「この、メダリストがエコノミーで帰国という記事……見るだけで辛い」と言及。「10代の若手選手が五輪の舞台に立っている。遊びたい盛りの青春時代を全て競技に捧げ、人生を全て懸けて戦っているということ。そんな『国の英雄』が心身ともに疲弊した状態で相応の待遇を受けられない。本当にこのままでいいのでしょうか? この現状を変えていくべきではないのでしょうか?」と疑問を投げかけ、「これは単なる予算の問題ではなく、日本における『アスリートへの敬意』の現れだと思うのです。子供たちが心から憧れる世界を作るためには、メダルの有無を問わず、日の丸を背負った全てのオリンピアンを国や社会が『国家の財産』として尊ぶ文化が必要です。アスリートが真の英雄としてリスペクトされる社会へ。その地位向上のために、私も力を尽くしたいと思います」とつづっていた。

この投稿は話題となり、賛否さまざまな意見が寄せられた。成田さんは反響を受け「エコノミーかどうかが重要なんじゃない。日本代表として五輪の舞台に立ち、日本中を熱気と感動の渦に巻き込んだ選手に対して、その『誠実さ』を欠いた対応が悲しいのです」と問題提起した理由を説明。「予算だ、誰の責任だという擦り付け合いは更に見苦しい」と一部の意見に異を唱えた。

続けて「一番の功労者である選手に、まずは心からの『ねぎらい』と『敬意』を。だからこそ私は、彼らを『英雄』や『国家の財産』と呼びたい」と成田さん。「これは比喩かもしれませんが、それほどの覚悟で青春を捧げている若者たちへの、私なりの最大限の敬意の表現です。言葉の定義より、この『現状を変えるべきではないか』という本質を皆さんと考えたいと思った次第です」とつづった。

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