日本女子初の1大会「複数メダル」が、予想外の「記録認定」を呼んだ。

前日までに日本の冬季オリンピック(五輪)メダル数が通算98個まで積み上がっていた中、坂本花織と中井亜美の銀銅で100個の節目。

第2回の1928年サンモリッツ大会に初参加して以降98年で到達したが、ふと疑問符。「坂本が99個目で中井が100個目でいいのかな」。順にナンバリングしていけば、そうだけど。

日本オリンピック委員会(JOC)に単独取材すると答えが出た。「2人とも『99個目』の扱いです。『通算100個目』は空位となり、次は101個目となります。公式見解です」。まさかの「100個目なし」という記録が残された。

今大会の開催地でもあるコルティナダンペッツォ大会で1956年、アルペンスキー男子回転の猪谷千春さん(94)が日本初のメダル(銀)に輝いた。70年かけて100個。同じイタリアで刻まれたのも運命的だった。【松本航、木下淳】

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