【ミラノ=藤塚大輔】初出場で男子の銅メダルを獲得した佐藤駿(22=エームサービス/明治大)が、世界2人目の超大技成功に挑む意向を示した。クワッドアクセル(4回転半=4A)だ。全ジャンプの中で最も基礎点が高く、米国のイリア・マリニン(21)しか降りていないジャンプ。大会を締めくくるアイスショーに出演後、トライを明言した。
「やるとしたら4Aを試合で入れていきたい。遠い先になると思うんですが、来季は挑戦してみて、まずは降りることを目標にしたいです。練習では1回もやったことがなくて、全くイメージも湧いていないんですけど、反対に1回もやったことがないので、気持ち良くいけるのかなと思います」
国際大会ではマリニンが22年に史上初めて成功したが、五輪では13日(日本時間14日)のフリーでマリニンが挑み、抜けてしまったため、この舞台ではまだ成功例がない夢のジャンプ。自身の代名詞である4回転ルッツ(基礎点11・50点)より、さらに1点アップの4回転半(同12・50点)へ「来年、もちろんやります」と重ねて明言した。
エキシビションには、日本勢男子のトップ、全体6番目に登場。リンジー・スターリングの「Senbonzakura(千本桜)」で盛り上げた。

