【パリ=佐藤成】五輪サッカー男子は開催国フランスが延長戦の末、スペインに敗れ、銀メダルに終わった。
フランスは、先制点を奪いながら、前半のうちに逆転を許した。試合終了間際に同点に追いつくなど意地を見せたが、延長戦の2失点は力尽きた。年齢制限のないオーバーエージ(OA)で招集され、10番で主将の重責を担ったFWラカゼット(33=リヨン)は、ティエリ・アンリ監督(46)へ感謝の思いを口にした。
98年の自国開催ワールドカップ(W杯)で初優勝の原動力となった元レジェンドが率いたチームは1次リーグを3連勝で危なげなく突破。準々決勝、準決勝は接戦を勝ちきってファイナルまで進んできた。
監督について問われると「彼には感謝しかありません」と思いを明かした。「まずはメルシー(ありがとう)、と彼に言いたい。私を信頼してくれて、このブルーのユニホームを再び着させてくれてありがとう」と感謝した。
続けて「彼は私を信頼し、再びフランスのユニホームを着ることを許してくれました。彼の資質を称賛するしかありません。私に言わせれば、彼は監督を続けるべきです」と伝えた。
ラカゼットは銀メダルについて「決勝で負けたけれど、その一方でフランスにもう1つのメダルをもたらすことができたので、複雑な気持ちです」と胸中を語った。
両チームで8点が入る展開に「選手としても、起こったことはクレイジーでした」と振り返った。さらに大会総括として「アドベンチャー(冒険)だったことを覚えておくよ。ブルーのユニホームをまた着られたこと、雰囲気を覚えておくつもりだ」と締めくくった。



