【ヤクルト長岡秀樹】リードオフマンの役割 脳内にある“捨ての思考”とは?

ヤクルト長岡秀樹内野手(24)は今季、5月までは1番を打つことが多く、同月下旬頃は捉えた当たりのクリーンヒットが増えていました。そんな打席での考え方とは―。誰にとっても割り切った考え方は重要です。場面に応じた打撃をする上での脳内にある〝捨ての思考〟に迫りました。今季は23打数連続無安打と苦しんだ時期もありますが、交流戦終了時点でチーム3位の44安打。6月19日に再開するリーグ戦で再び首位に上がるためには、長岡選手のバットが欠かせません。

プロ野球

★長岡選手が語った主な内容

  • スイングを止めるために必要な事前準備
  • ベンチで座る位置は最前列の端 その理由とメリット
  • 打順で後ろにはサンタナ そこで心がけていること

◆長岡秀樹(ながおか・ひでき2001年(平13)9月26日、千葉県生まれ。小学1年から野球を始める。八千代松陰では3年夏の千葉大会で準優勝。甲子園出場はなし。19年ドラフト5位でヤクルト入り。20年10月23日中日戦でプロ初出場。22年に遊撃手でゴールデングラブ賞。同年オフに背番号を58から7に変更した。24年に最多安打と遊撃手でベストナイン。175センチ、82キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸7500万円。

5月21日、巨人戦で適時二塁打を放つ

5月21日、巨人戦で適時二塁打を放つ

鋭い打球、打席でのこだわり

「1番ショート長岡」

今季、球場で耳にすることが多いコールだ。

チャンスメイクの役割を果たすことも多い長岡。

特に5月下旬には、自分のスイングをして捉えた当たりでのクリーンヒットが目立った。

鋭い打球につながっている考え方は―。

気になってたずねてみると、打席でのこだわりが見えた。

「振らないとバットにボールって当たらないし、ヒットにもならないと思うんですけど」

そう話した上で続けた。

「自分の打つべきボール、狙っているボール、こういうところに飛ばしたいというボールをしっかり選んで振れているんじゃないかなと思う。だから、例年よりもスイング数が少ないと思うんですよ」

5月21日、巨人戦で先制のホームを踏み、池山監督らに笑顔で迎えられる

5月21日、巨人戦で先制のホームを踏み、池山監督らに笑顔で迎えられる

「自分の狙っている球なのか」

24年には最多安打のタイトルにも輝いた燕の正遊撃手。

打席の中で割り切った考え方ができている。

「『ストライクだけどこのコースは自分で狙ったのか』とか、『自分の狙っている球なのか』というのを考えて、打てないものは見逃せているというのがある」

打っても安打にならないボールは振らない。

このスタイルを実行できている部分がある。

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2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。