ただ1人初出場の佐藤水菜(21=神奈川)が、検車場を右往左往する姿はほほ笑ましかった。ごった返す報道陣をすり抜けながら医務と車体検査を終え、ようやく落ち着きを取り戻した。
「ガールズGPに出る」。デビュー後に描いた夢は、わずか2年でかなえてみせた。
「出場権を取るために11月まで緊張感の中で頑張った。今まで一発勝負のレースが好きではなかったけど、今回は一発勝負のための調整をしました」
先行といえば奥井迪のイメージだが、ガールズ選手の間では「先行のテクニックは佐藤水菜が一番」という声も多い。持ち前の勝負度胸がツボにはまると、レースは彼女のものになる。






















