ベテラン小倉竜二(43=徳島)が大激戦を制した。

準決10Rは吉田拓矢に先行され、前を任せた太田竜馬が不発。小倉は最終バック9番手という絶体絶命の位置に置かれた。それでも3角から内を突き、直線で中を割って突き抜け1着。「まさかの展開だったが(太田にとっては)吉田君のかかりが良かったんでしょう。今日は展開。流れが良かった」と、さらりと振り返った。

2月の全日本選抜に続いて当地ビッグレース決勝に進出。松浦悠士に前を任せ、再び持ち味を出し切りたい。