◆7R:西日本予選 

前検日の取材エリアはとにかく暑かった。アスファルトの駐車場で初夏の直射日光が降り注ぐ。おまけに会見するところがテント下で熱がこもる。

これが6日間続くかと思うと気がめいる。特に女子は日焼けを気にするし、動画の順番もあり話を聞くのもひと苦労だ。

今回取材した仲沢春香も色白で手足が長く、マッチョという感じではない。初めてのG1参加だ。


仲沢春香(左)を取材する山口幸二氏
仲沢春香(左)を取材する山口幸二氏

テレビで見たことがある選手に囲まれると舞い上がってしまうが、彼女の受け答えも少し緊張感を感じた。しかし、レースの話になると「強い選手は誘導員が退避してからもスピードが落ちない。その時のとっさの判断力が、まだ自分には足りない」と自己分析する。

1着を量産しているが、今年唯一の2着になった伊東フレッシュクイーンは、まさしくとっさの判断ができずに熊谷芽緯に屈した。G1になると緩むポイントはさらに少なくなり、まくりに構えても脚力が同じくらいの選手が前団にいる。乗り越えるのは至難の業だ。

彼女は初めてのG1でも結果が求められる。予選7Rで先行タイプは山原さくらと太田美穂。先行では百戦錬磨の選手なのでどう仲沢が克服するか注目したい。(日刊スポーツ評論家)