競輪を統括するJKAの15年優秀選手表彰が17日、都内のホテルで約550人の関係者、ファンを集めて行われた。最優秀選手賞は日本選手権、オールスターのG1・2冠を制した新田祐大(30=福島)が初受賞した。

 新田が最高の1年をステップに飛躍を誓った。G1・2冠、KEIRINグランプリ(GP)2着と15年は新田の年だった。「今年も競輪界を盛り上げていけるように精進したい」。チャンピオンブレザーをまとい、決意を語った。

 あれから9年。大きな夢を自らの手でかなえた。07年表彰式。同県の先輩・山崎芳仁が最優秀選手賞に輝いた日、新田は国際賞を受賞して、同じ壇上にいた。山崎の晴れ姿を見つめながら「いつか自分も先輩に続けるように」と誓った思いをついに実らせた。

 今年のG1開幕戦の全日本選抜決勝では北4車の先頭で果敢に攻めて、3着と幸先のいいスタートを切った。初のGP制覇への期待も高まるが「まずはG1タイトルを取ること」と目標を定めた。競輪人生で最高の1年に区切りをつけ、新田時代へ踏み出す。【大上悟】