準決8Rで竹田慎一(37=富山)が3着に逃げ粘って、3場所ぶりに決勝進出を決めた。

 打鐘過ぎに飛び出し「600メートル踏めたから、確かによくなってますね」と手応えをつかんだ。山本巨樹のまくりは竹田マークの岩見潤がきっちりブロック。「(岩見の)前輪が左右に動いていたのが見えたから、仕事をしてくれてるんだなって。ラインのおかげですね」と味方に感謝。

 直前のバンク練習で地区プロに備えた松崎貴久にまくられたことも励みになった。「足がある松崎さんにまくられるのは当然としても『竹田をまくれたから感じがいい』って言ってもらったから」とちゃめっ気たっぷりに笑った。