木村幸希にA級1、2班初優勝のチャンスが巡ってきた。

準決8Rは打鐘4角からたたいて先行。井上将志にこそ差されたものの、2着で2場所ぶりの決勝進出を決めた。決勝は中国地区で同年代、多田晃紀の番手を回る。「A級の間は自力で頑張りたいけど、自分は長い距離を踏めないので、いずれS級に上がったら自在に戦いたいと思っている。師匠(吉本哲郎)にも“得意なところを伸ばせ”と言われています」。将来を見据えて、流れ次第では番手発進もありそうだ。