15日に当地の全日本選抜を優勝し、SG8回目のVを飾った鈴木圭一郎(24=浜松)が早くも18日初日の川口普通開催12Rに出走する。

今回は普通開催では珍しい5日間開催。リベンジマッチという企画競走が組まれている。これは初日と2日目のレース番号、枠番、出場選手が全く同じというもの。さらに直前でSGを制覇した鈴木は、主力勢の10メートル後ろというスーパーハンデの位置から戦うことになった。

「整備はロッドとシリンダーを交換しました。スーパーハンデになったけど、このシリンダーは浜松G1スピード王で使ったものだから、(ハンデ位置が後ろからでも)追えるシリンダーですから」。ハンデ重化を意識した調整で臨んでいく。

初日は12R。もちろん8枠から追い上げる形になるが、初日は、あいにく降水確率が90%で湿走路が濃厚。「雨だと、どこのコースが利くかで調整も変わるんですよね。だから、練習で乗って調整は考えます」とのこと。SG優勝で厳しいハンデ位置にはなったが、そこは6期連続全国ランク1位。しっかり合わせて初戦からエンジン全開で白星を狙っていく。