KEIRINグランプリ2020(30日・平塚)の共同会見が22日、都内ホテルで行われた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、史上初のリモートで実施。単騎と思われた脇本雄太(31=福井)と平原康多(38=埼玉)が連係を表明した。


KEIRINグランプリのリモート会見でモニター越しにコメントする脇本雄太
KEIRINグランプリのリモート会見でモニター越しにコメントする脇本雄太

注目の並びで、サプライズがあった。作戦に関して単騎と思われていた脇本が発言した時だ。「昨日(21日)平原さんと話をさせてもらって、後ろに付いてもらえることになりました」。会見場に、どよめきが起こる。「ラインができた喜びがある。ラインの戦いができるので頑張りたい」と、平原とのタッグを歓迎した。


11月の競輪祭初日に落車負傷した際、右肩を脱臼していた。「(レース後)2週間は治療に専念して、その後は普段の練習に戻った。タイムも出ている。大丈夫」と、モニター越しながら万全を力強くアピール。心強い援護を得たことで、GP初制覇へ自信も深まりそうだ。


リモートで行われたKEIRINグランプリの会見。画面右から車番順に郡司浩平、脇本雄太、松浦悠士、和田健太郎、清水裕友、守沢太志、平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎
リモートで行われたKEIRINグランプリの会見。画面右から車番順に郡司浩平、脇本雄太、松浦悠士、和田健太郎、清水裕友、守沢太志、平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎

番手回りを決意した平原は、自ら電話を入れたことを明かした。「直前まで考えたが、脇本君の後ろにいくことにしました。ギリギリまで考えた。簡単に決められることではないが、時間をかけて考えました」と、熟慮の末の選択だった。


平原が他地区選手の番手を回ることは極めて異例。「決めた以上は離れないようにしっかり付いていく」。11度目のGPで、優勝に最も近い位置を選択した形だ。


近畿と関東を代表する2人のドリームタッグ。「湘南決戦」がますます楽しみになってきた。


KEIRINグランプリ想定メンバー
KEIRINグランプリ想定メンバー