1予1Rで菊地圭尚(40=北海道)が節目の300勝を達成した。目標の藤根俊貴が中団で休むことなく最終ホームから仕掛けると、直線に入って抜け出した。「藤根君が落ち着くのかなと思ったら、踏んでいってくれたおかげ」と後輩に感謝した。

300勝の中で思い出に残るレースに、13年2月の岸和田決勝を挙げた。「相手が根田(空史)君と小嶋(敬二)さんだったけど、あれが会心のレース」と思い出して笑顔になった。「セッティングも出ているし、体も動いている」と状態はいいだけに、2日目以降も注目だ。