それぞれ単騎の戦いを選んだA級準決3Rの岡部芳幸(51=福島)と桑名僚也(24=埼玉)が道中でドッキング。桑名が逃げ切り、岡部が続いた。これが2車単1番人気なのだから、ファンの“眼力”にも恐れ入る。

レースは先行態勢に入った泉谷元樹の番手がイン伊藤彰規、アウト田中雅史で並走になり、後方の岡部が強引にイン切り。そこを桑名がカマしてラインができた。岡部は「切ったら桑名君が来ると思った。怖かったのは(飛び付けず桑名が)単騎で行ってしまうこと」。レース後は仲良く2人で反省会。桑名は「岡部さんがタイトルホルダーなのは、もちろん知ってます。いろいろ勉強になりました」と神妙な顔で振り返った。

決勝は桑名に同県の丸山直樹がマークする。岡部は「桑名のバック数がもう3本ほど多かったら連係するのにな」とジョークを飛ばしながら単騎戦を選んだ。