坂口楓華(25=京都)は、勝利を渇望している。普通開催では無敵の強さを誇っているが、ビッグレースになると、まだ1着がない。

今年は面白いように勝ち星を量産してきた。10場所連続の完全優勝中は「自分でも怖さを感じるほどだった」と言う。

それだけ強くても、6月のG1「パールカップ」は4、4、(3)と未勝利に終わった。「(児玉)碧衣さんと比べると、パワーを維持したままの持久力が私には足りない。やってきたことはだいぶ身になってきたけど、まだ途中なんです」。連勝に浮かれることなく、冷静に自分の立ち位置を見られるのが坂口の賢さだ。

「今回は決勝入りと、まず1つは1着を取ることが目標です」。予選1・1Rは小細工はせず、自分のタイミングで仕掛ける。