戦前から大激戦が目されていたガールズ予選11Rは、日野未来(31=奈良)が迫力満点の走りを披露した。

鐘過ぎから巻き返しを狙った山原さくらを出させず先行態勢に持ち込むと、日野後位を追走した吉村早耶香には先着を許したものの、小林優香のまくりをしのいで2着に粘り込んだ。レースを完全に支配した内容に「ホームからは誰も出させないと思って全力で踏んだ。結果は2着だけど、しっかり自分のレースができた。勝ち上がれたことは収穫」と満足げに汗を拭った。

準決12Rは、またも自動番組の妙で地元エースの児玉碧衣との対決となる強烈なメンバーに入った。ここを突破できれば、G1タイトルも現実味を帯びてくる。