日本(FIFAランキング18位)が、2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の壮行試合でアイスランド(同75位)を下した。日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(80)は、イベントの意味合いが強い壮行試合で、しかもW杯に出場しないアイスランドが相手。「参考にはならない」とくぎを刺した。

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吉田のセレモニーなどイベントの意味合いが強い壮行試合で、お客さんが喜ぶ内容だったね。日本がW杯に旅立つ前に、引き分けではなく勝てて良かったよ。

途中交代の吉田麻也(中央)は両チームに迎えられながらピッチを後にする(撮影・足立雅史)
途中交代の吉田麻也(中央)は両チームに迎えられながらピッチを後にする(撮影・足立雅史)

今回の北中米大会は暑さとの戦いにもなる。この日の東京も蒸し暑く、アイスランドがうまくつないでいるように見えたけど、日本が効果的なプレスをかけられていなかっただけ。ゆっくり、ゆっくりとしたサッカーだったよね。

欧州組にとっても本来、シーズンオフの期間にあたり、25歳の中村だって、アップアップだったでしょ。これからコンディションを上げていけるかが課題になるし、その意味ではいい予行演習になったんじゃないか。

後半、シュートを放つ中村敬斗(撮影・垰建太)
後半、シュートを放つ中村敬斗(撮影・垰建太)

遠藤や冨安ら故障明けの選手も多く出場し、ひとまず最低限のプレーは披露したよ。ただ、日本がW杯で対戦するのは、アイスランドではないからね。もっと強い相手だし、今回は仮想スウェーデンでもオランダでも何でもなかった。あくまでも壮行試合だ。

前半、ボールをキープする遠藤航(中央)(撮影・垰建太)
前半、ボールをキープする遠藤航(中央)(撮影・垰建太)
前半、ディフェンスする冨安健洋(右)(撮影・宮地輝)
前半、ディフェンスする冨安健洋(右)(撮影・宮地輝)

瀬古もいきなりボランチで起用されたけど、それほど守る必要のない試合展開で、参考にはならない。あくまでも強豪国に攻められたら、どう守れるかだからね。その意味では長友もそう。この日の仕事ぶりだけで、W杯も大丈夫とはならないよ。(日刊スポーツ評論家)

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