今大会もW杯のジンクスは続いた。ドイツ出身のトゥヘル監督(52)が率いたイングランド(FIFAランキング4位)は準決勝でアルゼンチン(同1位)に敗れ、外国籍監督が指揮したチームの決勝進出はならなかった。
W杯優勝は過去8チームだが、全て自国出身監督。過去のW杯22大会で外国籍監督が優勝に導いた例はなく、トゥヘル監督は「そうしたデータは気にしていない。打ち破るときが来た」と意気込んでいたが、スカロニ監督のアルゼンチンに屈した。
今大会はアルゼンチン出身監督が国籍別最多6人いたが、母国を率いるスカロニ監督のアルゼンチン以外は準々決勝に進むことができなかった。
フランス出身のガルシア監督が指揮したベルギーも、準々決勝で母国を指揮したデラフエンテ監督のスペインに競り負けた。スペインは決勝進出を決めている。
イングランドは3位決定戦に回ることになり、18日(日本時間19日)にフランスと対戦する。
◆W杯優勝は全て自国出身監督
1930年 ウルグアイ=スピッチ
1934年 イタリア=ポッツォ
1938年 イタリア=ポッツォ
1950年 ウルグアイ=ファンロペス
1954年 西ドイツ=ヘルベルガー
1958年 ブラジル=フェオラ
1962年 ブラジル=モレイラ
1966年 イングランド=ラムジー
1970年 ブラジル=ザガロ
1974年 西ドイツ=シェーン
1978年 アルゼンチン=メノッティ
1982年 イタリア=ベアルゾット
1986年 アルゼンチン=ビラルド
1990年 西ドイツ=ベッケンバウアー
1994年 ブラジル=パレイラ
1998年 フランス=ジャケ
2002年 ブラジル=スコラリ
2006年 イタリア=リッピ
2010年 スペイン=デルボスケ
2014年 ドイツ=レーウ
2018年 フランス=デシャン
2022年 アルゼンチン=スカロニ


