日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)がナビスコ杯王者の鹿島を祝福した。G大阪との決勝を視察。「良い試合だった。リズムとデュエル(球際の激しさ)があり、会場の雰囲気も素晴らしかった。鹿島には勝者となる資格があった。美しい勝利に、おめでとうと言いたい」とコメントした。

 鹿島にはMF柴崎、G大阪にFW宇佐美と両チームにハリルジャパンの常連がおり、候補選手もたくさんいた。特に、内容で圧倒した鹿島には「おめでとう」という言葉とは別の“贈り物”が届く可能性が出てきた。11月のW杯アジア2次予選2試合に向け「1人か2人、新しい選手を入れるかもしれない」と発言。所属クラブについては「日本のチームから」とぼかしたが、強い印象を残した鹿島からの抜てきがあっても不思議はない。代表発表は5日に予定されている。