日本サッカー協会は25日、W杯アジア最終予選に臨むハリルジャパンの代表メンバー24人を発表した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は発表会見を終えると、20分を越える代表強化策のプレゼンテーションを行った。

 プレゼンでは、6月のキリン杯を終えて3カ月かけて作成した「日本代表のアイデンティティー」という資料を作成したことについて話した。自身の作成した資料には「守備」「攻撃」「メンタル」「フィジカル」の項目があり、1つずつ説明した。

 中でも「フィジカル」の項目では、ハリルホジッチ監督が常々言及する体脂肪率についても語った。「理想は10%、12%はギリギリですね」。C・ロナウド(ポルトガル)が上半身裸になっている写真をスクリーンに映し出し、「世界一の選手がこうやっているわけですから、何人かの選手はこれを見てくれ」と促した。無駄な脂肪が一切なく、鍛え上げられた肉体を日本人選手にも見習ってもらうように要求した。