日本(FIFAランク49位)はタイ(同120位)に完勝した。

 DF吉田ら日本の守備陣はシュートをわずか2本に抑えた。唯一のピンチは1-0の後半25分。“タイのメッシ”ことMFチャナチップのパスを受けたFWティーラシンにエリア内からシュートを許したが、GK西川が決死の顔面ブロックで同点を阻止した。終始攻め続けた日本は21本のシュートを放ち、点差以上に実力差を示した。

 敗れたキャティサック監督は「ベストを尽くしたが、攻守にまだまだ成長の余地がある」と、差を痛感していた。