日本サッカー協会は１１月３０日、東京五輪世代のＵ－２０日本代表が参加するＭ－１５０杯（タイ）のメンバーを発表した。森保一監督（４９）の初陣で県勢は４人。清水エスパルスＤＦ立田悠悟（１９）、ジュビロ磐田ＤＦ大南拓磨（１９）、ＭＦ針谷岳晃（１９）、静岡学園出の順大ＦＷ旗手怜央（２０）が選ばれた。日本は１２月９日にＵ－２３タイ代表、１１日に同北朝鮮代表と対戦し、１５日に順位決定戦を行う。

　磐田から選出されたＤＦ大南とＭＦ針谷は、森保監督への猛アピールを誓った。午後２時からの練習前に行われた代表発表を受け、２人は「一番最初に呼んでもらえたことがうれしい」と笑顔で声をそろえた。その上で、２０年東京五輪への第１歩となるタイ遠征に向け、大南は「大きなチャンスをもらえたと思う。対人やセットプレーからの得点で自分を売り込みたい」。針谷も「運動量とゴールに絡むプレーにフォーカスしてやりたい。最初に印象を残したい」と、自分に言い聞かせるように話した。