日本が大事な来年1月開幕のアジア杯に向けた総仕上げの相手としてマッチメークしたキルギスはFIFAランク90位。日本の50位より格下の相手になる。

国際Aマッチで初めて対戦するキルギスって、どんなチーム？？

中央アジアの国で、対戦も多く、なじみのあるウズベキスタンらと共通点がある、といえばある…。

来年のアジア杯には予選を勝ち抜き、悲願の初出場となる。愛称は「ホワイトファルコンズ」。アジア杯の1次リーグでは、韓国、中国、フィリピンとの対戦が決まっている。

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前日19日の公式会見でクレスティニン監督は「明日の試合は両チームにとって、アジアカップの準備。それぞれ目標を持ってやると思う。どのような選手を選べばいいかを見極める場となる。キルギスはアジアカップに初めて出場する。多くは望んでいませんが、逆に失うものはない。目標はグループリーグ突破。相手は強いが、できるだけ多くの勝ち点を」と話していた。

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招集し来日したメンバーには、無所属の選手が3人もいるが「彼らのレベルが低いわけではなく、現時点で所属クラブがないというだけで、レベルは代表に値する選手たち」と説明した。

なお、キルギスは日本戦の前に、アジア王者鹿島の控え組と練習試合を行い、0－2で敗れていた。それでも、指揮官は格上の日本戦へ「試合をするからには、同じレベルであるという気持ち。日本はホームで、こちらがアウェー。ランキングも下だが、何かを犠牲にするのではなく、同じサッカー選手としてやるべきことをやるだけ」と話していたが、力の差は明らかだった。

◆キルギス代表　中央アジアに位置する旧ソ連の共和国で、代表は92年に初めて試合を行うなど歴史は浅い。W杯予選は98年大会から参加し本大会出場は1度もない。