日本代表の森保一監督(50)が20日、9月5日のキリンチャレンジ杯パラグアイ戦(カシマ)が行われる茨城県内にある、キリンビール取手工場を訪れた。

到着後に行われたセレモニーでは、大きな拍手で迎えられた。森保監督は「皆さんに日ごろの支援、応援の感謝を申し上げたくて来ました。アジアでも力を認められ、世界でより高いところを目指していけるのも、長きにわたって支援していただいて強化できたからです。大切なお仕事がある中、手を休めていただいてすみません」と、笑顔であいさつ。その後は日本代表オフィシャルパートナーでもあるキリンビールの取手工場の内部を見学。作業中の職員から「頑張ってください」とエールを送られると「いつも応援ありがとうございます!」と感謝の言葉で返していた。

キリンチャレンジ杯は、取手工場と同県にあるカシマスタジアムで実施される。同10日に敵地で迎える22年W杯カタール大会アジア2次予選の初戦となるミャンマー戦に向けた重要な一戦。指揮官は「パラグアイは南米の強豪。しっかりした戦いをして、試合後、笑顔になってもらえるよう戦い抜きたい。日本サッカーチームとして一緒に戦ってください」と呼びかけた。