今年7月に開催される東アジアE-1選手権(中国)に、日本代表として、24年パリ五輪世代となるU-21(21歳以下)日本代表の選手を主体としたチームを出場させる方向であることが3日、分かった。A代表の国際大会で、近年は国内組が主体となったチームを作って臨んでいた。

U-21代表には昨年12月に大岩剛監督(49)が就任。E-1選手権は例年12月に開催されるが、今年はW杯カタール大会が11月から12月にかけて行われるため日程が変更となったことで、次のA代表を担う世代となるパリ世代の強化の場とする。同世代の代表チームは、コロナ禍により思うように海外遠征を行えない状況にある。日本サッカー協会内部では、パリ世代の協会とともに、同時期はJリーグも日程が過密で、選手の招集によってJクラブにかかる負担が大きいことも考慮し、調整を進めている。