FC東京FW大久保嘉人(34)が、4年ぶりにリーグ戦を欠場する可能性が14日、浮上した。前日13日の戦術練習中にロングボールを追った際、GKがクリアしようと力強く蹴ったボールが至近距離で頭部に直撃。練習を途中で切り上げ、この日も全体練習に参加せず別メニュー調整した。脳振とうの疑いもあり、16日のホーム浦和レッズ戦への出場は微妙となった。

 篠田監督は「大きな問題ではないし、昨日も切り上げさせたのは大事を取って」と強調したが、検査を受けて「もし脳振とうと診断されれば(最低5日間の段階的復帰プログラムに)沿わないといけない」とも話した。出場停止を除く欠場となれば、大久保嘉にとって川崎F時代の13年4月13日横浜戦以来4年ぶり(腰痛)。直前まで状態を見極めるが、今季加入した東京では開幕7戦目で初めての欠場となるかもしれない。