湘南ベルマーレが、ジュビロ磐田を1-0で下し連敗を3で止めた。前半から攻勢に出たのは磐田だった。磐田はFW川又堅碁(28)、MF山田大記(28)が積極的にシュートを放つが得点には至らない。湘南は後半42分、磐田MF田口泰士(29)から好位置でボールを奪い、FW野田隆之介(29)がシュートを放つがポストにはね返された。前半を0-0で折り返す。

 後半15分、磐田はMF松浦拓弥(29)がゴール正面20メートル付近で倒されFKを獲得。キッカーの田口が直接狙うが、湘南の壁に当たり好機を生かせなかった。試合が動いたのは後半26分。湘南DF杉岡大暉(19)のグラウンダークロスにMF岡本拓也(25)が足で合わせるがバーに。しかし、バーに当たってはね返ったボールをFW野田が頭で押し込み均衡を破った。

 磐田はリードを許した直後に司令塔MF中村俊輔(39)を投入し反撃に出るが、1点が遠かった。湘南はキックオフ前、降格圏の16位に沈んでいたが、勝ち点3を積み上げ、順位を暫定ながら11位まで上げた。