北海道コンサドーレ札幌が7月に鹿島アントラーズと対戦することが28日までに決まった。3日に鹿嶋入りし4日、カシマスタジアムで練習試合を行う。リーグ戦中断期間中、唯一のJ1クラブとの実戦にミハイロ・ペトロビッチ監督(60)は「貴重な機会。強い相手と戦うなかで、自分たちがやってきたことがしっかり出せるか確認していきたい」と話す。

 18日に練習再開して10日間、札幌・宮の沢で午前、午後の2部練習で戦術の動きをたたき込んでいる。道内での実戦は紅白戦か大学生相手がメイン。今回の遠征には主力も控えも同行予定で、強豪相手に取り組みの成果をチェックする。

 リーグ再開初戦の7月18日ホーム川崎F戦は、期限付き移籍中のMF三好と前節での退場で出場停止のMF宮沢、DFキムの3選手が不在。指揮官は「どういう選手を起用していけばいいか解決策を見いだしていきたい」と見据えている。