鹿島アントラーズは23日、鹿嶋市近郊で新体制発表会見を開催した。川崎フロンターレから移籍したDF奈良竜樹(26)は「背番号3」への思いを述べた。

18年までDF昌子源(現トゥールーズ)が付けていた番号で、過去を振り返れば秋田豊氏、岩政大樹氏といったレジェンドたちが背負ってきた歴史ある番号でもある。

奈良は「鹿島にとって特別な番号なのは分かっているし、今まで付けてきた選手は偉大な選手ばかりだとも分かっている。責任感のある番号を頂いたことにうれしさ、プレッシャーもあるし」と、鹿島の3番の重みを認識。その上で「イメージだけにとらわれすぎないで、自分が目指すべき選手像も同時に作り上げて、新たな背番号3を作っていけたら」と、自分らしく鹿島の歴史に名を刻むことを誓った。