コンサドーレ札幌は柏レイソルを2-1で下し、2試合ぶりの勝利を挙げた。1-1の前半40分、今季加入のDF岡村大八(24)がJ1初得点となる決勝ゴールを奪った。JFL、J3、J2と全カテゴリーでのプレー経験がある若武者の待望の1発で、リーグ中断前の5月ラストマッチを白星で飾った。通算6勝4分け6敗の勝ち点22で、暫定10位に浮上した。

前節鳥栖戦(0△0)から中2日のアウェー戦に、ペトロビッチ監督(63)は先発4人を入れ替えた。起用したDF岡村やMF青木が得点に絡む活躍を見せ、昨年11月の左足大ケガ以来リーグ戦初スタメンのMF荒野が躍動。「これまで試合を通してチームに貢献できるように成長してきたと評価している。フレッシュな選手が入った中、チーム全体でよく戦えていた」と、采配ズバリの2試合ぶり勝利に満足そうだった。