J2のFC町田ゼルビアの来季監督として青森山田高の黒田剛監督(52)が就任の打診を受けていることが12日、分かった。

黒田監督は「まだ確定していることはなく、今の段階では何も言えないが、素晴らしいお話をいただいています」と同クラブからオファーが届いていることを明かした。続けて「学校やチームはもちろん、お世話になった青森のためにも最適な判断をしたいですし、今は出場する大会に集中したいです」と話した。

黒田監督は青森山田高の指揮官に就任して今季で28年目。21年度は1年目からFC東京の主力としてプレーしているMF松木玖生(19)、町田MF宇野禅斗(18)らを擁して全国高校選手権、全国高校総体、プレミアリーグ東地区の「高校3冠」を達成し、常勝軍団を築いた。