ヴィッセル神戸は3日、神戸市内で、元スペイン代表のMFフアン・マタ(35)、ハンガリー代表経験のあるMFバーリント・ベーチェイ(30)の加入を発表し、2人が記者会見を行った。

マタ、ベーチェイは千布勇気代表取締役社長、永井秀樹スポーツダイレクターとともに登壇し、スーツ姿で会見。マタは「こんにちは」と日本語であいさつ。続けて「このチャンスをくださったことに感謝します。この国のこと、昔から興味を持っていまいした」と言い、笑みを浮かべた。

そして「このクラブにいること、リスペクトするイニエスタ選手がいたここでプレーできることに感謝します」。サンペールらの名をあげ「交友関係のある選手からもこのクラブ、街にいいことを聞きました」とし、悲願のリーグ優勝を目指すクラブには「今年の目標である優勝を達成できるように、貢献できたらいいなと思います」と力強く語った。

マタは、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、10年W杯南アフリカ大会で優勝した経験を持つ左利きのテクニシャン。マンチェスター・ユナイテッドでは、今季C大阪に復帰したMF香川真司ともプレーした。

昨季所属したトルコ1部ガラタサライを契約満了となっており、母国スペイン復帰希望と伝えられていたが、日本行きを決断した。

神戸は初のリーグ優勝へ上位争いをしているが、MF斉藤未月が左膝に重傷を負って長期離脱し、中盤が手薄になっていた。

MFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャ、MFセルジ・サンペールといったスペイン人の名手が所属してきた神戸に、またも大物が加わることになった。

会見では、千布社長も「斉藤選手の非運なけが、事故もありましたけど、これで悲願の初タイトルへ役者がそろったかなというのがあります」と、大きな期待感を口にした。

ベーチェイは、185センチ、80キロの体格を誇る。前所属先はハンガリーのフェレンツバロシュで、国際Aマッチは通算12試合2得点の実績がある。