神戸の背番号10が大仕事をやってのけた。大迫勇也が古巣・鹿島との1位対決でハットトリック。今大会わずか1ゴールと苦しんできたストライカーは「結果を出せなかった責任がある」と気合を入れて臨み、大勝に導き「内容的にすごく手応えを感じた試合だった」と感慨に浸った。
前半28分、ペナルティーエリア手前からのFKで右足を鮮やかに振り抜いた。相手守備陣が築いた壁を越えたボールは「狙い通り」の弧を描いてゴール左に決まって先制点となった。
1-0の後半5分には、抜け目なくゴール前に走り込んでフリーとなり、武藤が素早くスローインで入れたボールを右足で巧みに流し込んだ。同追加タイム、左クロスに頭から飛び込んでネットを揺らした。3得点に「取れて良かった」と喜んだ。
1カ月以上もゴールから遠ざかってきたが、多彩な得点パターン、ゴールへの執念を発揮。国際経験豊富なエースが貫禄を見せ、神戸は昨季J1覇者から5点を奪って優勝に大きく前進。敵地での第2戦へ「試合なので。やるだけ」と静かに闘志を燃やした。



