藤枝MYFCが敵地で横浜FCに今季ワースト4失点の完封負けを喫し、12戦連続未勝利(7分け5敗)となった。
前半34分にGKからのパスを受けたDF楠本がペナルティーエリア内で転倒。持っていたボールを奪われ、先制点を献上した。1点ビハインドで前半を終え、後半には28分、31分と立て続けに失点。追加タイムにもダメ押しの4失点目を喫して屈した。
審判批判による出場停止明けで3試合ぶりに復帰した槙野智章監督(39)は、総括を問われ「はい、負けました。以上です」とシンプルに答えた。
リズムに乗れないまま90分が終わった。「試合を諦めたやつがいた。そういうやつは僕は好きじゃない」と憤りを口にした。
試合後、悔し涙を流すサポーターの姿があった。「選手よりもサポーターが一番戦っていた」と言い切った。あいさつでもその光景を目に焼き付けていた。
「今日の選手たちは目から涙も出ないし、最後汗をかいている選手もいなかった。サポーターの方が汗をかいて戦っていた」と選手たちに奮起を求めた。「恥ずかしい。本来ならば、来た人たちにチケット代を払わなきゃいけない。監督として、申し訳なかった」と、試合内容への不満をあらわにした。
監督という立場へのもどかしさを感じる。「本音は僕が出たい。自分が出て、リベロをやって、ゲームコントロールして、最終ラインを上げて、体を張って、声を掛けてできればいいけど、今は監督なので、できない。それぐらい熱い魂を持ったやつがピッチの中でもうちょっとやらないといけない」と呼びかけた。
次節14日はホームで甲府と対戦する。12戦連続未勝利の状況からの脱却を目指す。【保坂果那】



