サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場している日本代表DF長友佑都(31=ガラタサライ)が、劇的な勝利を挙げたコロンビア戦から一夜明けた20日、次戦に向けて切り替えた。24日の第2戦の相手、セネガルについて「1次リーグの相手3チームの中で一番強い」と強調した。

 この日の練習前に前日のセネガル対ポーランドを個人的に映像でチェック。マッチアップの可能性がある相手の右サイドFWサルについて「(コロンビアのJu・)クアドラードと同じレベルで速い。まだ20歳ということにビックリした」と警戒した。長友の対応力が問われるが「経験も大事。ビッグプレーヤーと対戦した間合いをうまく使いながらやっていきたい」。

 日本はコロンビア戦の勝利で大盛り上がり。だが、長友は対照的だ。「僕自身平常心でいるし、中にいる選手は流されちゃいけない。日本はクオリティー含めて一番レベルが低い」と、1勝に浮かれることなく冷静だった。