ポルトガルのFWロナウドは3試合連続得点はならなかった。一方で2度もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定対象になった。

 1-0の後半5分ごろ、相手ペナルティーエリア内で倒され、主審は一度はプレー続行を指示したが、VARでPKに判定を変更した。しかし右を狙ったキックはGKに止められ、頭を抱えた。

 後半35分すぎには相手選手を肘打ちしたとしてVARの対象に。警告にとどまったが、イランのケイロス監督は「肘打ちは退場処分のはず。ロナウドだろうがメッシであろうが関係ない」と苦言を呈した。一発退場になっていれば決勝トーナメント1回戦で出場停止となっただけに、命拾いの判定になった。