サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ最終戦で日本と対戦するポーランドのナバウカ監督と選手3人が、27日、会場のボルゴグラード・アリーナで前日の公式会見に臨んだ。

 すでに1次リーグ敗退が決まり、消化試合だが、MFブワシュチコフスキは決意をにじませた。

 敗退決定後、エースのレバンドフスキが仲間を批判したとの報道が出た。「レバンドフスキが、ポーランドが負けたのはチームメートのせいだと言っていたが同感か?」と聞かれると、冷静に、次のように答えた。

 「申し上げられることは、試合に負けると、勝たないとそれは問題となる。間違ったニュースが流れます。今は批判にさらされており、受け入れるのは難しい。我々は、夢を実現できなかった。個人的には、ナショナルチームに長年加わってきた。雰囲気、コミュニケーションは変わっていない。変わったのは結果。結果が悪い。試合に勝てない。それが直面している現実。一番重要なのは、批判を受け入れ、この困難に対抗すること。結果が悪かった。プラスのことはできなかったが、これから頑張って、明日は(日本に)勝ちたい。真のサポートをしてくれたファンにも、ジャーナリストにも感謝している。私的な時間も割き、サポートしてくれた。期待してきたことが起こらなかった。それが現実だが、この4年間、美しいことももたらしてきた。2試合に負けた。苦渋をのまなければならないが、仕方ない」

 こう率直に語った。